牧野植物園から初めての花を紹介です。
ミズタマソウ ( 水玉草 ) アカバナ科 ミズタマソウ属
牧野植物園の植物名ラベルには、
「 南千島 ・ 北海道~九州、朝鮮半島、中国、ウスリー、インドシナ、インド東部に分布し、
山地の林下に生える多年草。
和名は白毛に覆われた果実を水滴 (水玉) に見立てたことから。
開花期 8~9月。
よく似たウシタキソウは葉の基部が心形になる点で区別できる 。」
と記載されています。
キバナツノゴマ ( 黄花角胡麻 ) ツノゴマ科 ツノゴマ属
一年前は果実だけの紹介でしたが、今回は花と共に紹介です。
牧野植物園の植物名ラベルには、
「 南アメリカに分布する一年草。
乾燥した果実の先が反り返って爪状となるツノゴマに似ており、花が黄色いことが名前の由来。 」
と記載されています。
アギナシ ( 顎無 ) オモダカ科 オモダカ属
牧野植物園の植物名ラベルには、
「 北海道~九州、朝鮮半島に分布し、山間部の自然度の高い水田・溜池・湿地などに生える
抽水性の多年草 (水性植物)。
1901年「植物学雑誌」にて、牧野博士が複数産地の標本を基に学名を発表した。
オモダカに似るが、走出枝をつくらず、秋に葉柄の基部の内側に長さ約5mmの小さい塊茎を
多数つくること、葉身の左右の下端 (側裂片の先端) は尖らず丸みをおびること、
花茎が葉の高さより上まで伸びることなどで見分けられる。
開花期 7~10月 。」
と記載されています。
お知らせ
1. 次回更新日は、2023年8月30日の予定です。